レハール賛
2014-12-24


禺画像]
クリスマスです。
正式にはイブですが日本の場合、
教会に出かける宗教行事は少ないので、
今日の方がモチベーションは高いですね。

子供が小さな頃は、
深夜に枕元に忍び込むサンタさんの
手伝いに勤しんでいましたが、
こうなるってぇと用無しな家人です。

さておき。

時間があったので譜面を探す。
というより無数にある譜面の中から、
幾つかの捜査をする時間が出来たので、
山を切り開いて久しぶりに捲った。

昔、25年〜15年前に集中して探した
ベルリン、ウィーンでの古い楽譜。
殆どの種類はオペレッタ、カバレット等、
Unterhaltung Musikと言われる
娯楽音楽の分類にされてしまうのだが、
逆に言えば流行を作った時代の譜面は、
大事に印刷されて流布されるのです。

美しい譜面が続々出てきます。
殆どが1910〜1930年代の初版ですが、
初版だからこそのカラー刷りの表紙。
他にも沢山持っているのですが、
たまに広げるこういう譜面に心躍ります。

日本でも初版の譜面の表紙は
相当凝ったモノがあったのですが、
重版されるとたちまちシンプル、、
いや手抜きと経費削減の面白みのない
表紙になりますね。
昨今の紙離れで予算が取れず、
オンデマンドの簡易印刷も多く、
余計に殺風景な譜面ばかりになります。
逆にこういう凝った表紙を作れば、
紙に回帰すると言う起爆剤に
ならぬのだろうか?どうだろう?

しかし美しい当時の譜面。
沢山あるのですが、
この一冊のみ紹介します。
Frantz Lehar 作曲の
Stadtpark‐schonheiten
という単独のワルツ曲である。
こんな知られていないものが
わんさとあるのだから深い世界だ。
と思ったらyou Tubeで見つけました。
[URL]

ご興味あれば。
メリークリスマス!
[音楽]
[舞台]

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