惜しい真央ちゃん
2006-12-16


禺画像]
フィギュアスケートである。
あまりに映像が多く、
新しいニュースか、昨日のVTRなのか、
毎年、何の大会があるのかサッパリだが、
日本の女子勢が強いお陰で、始終放送をしている。

健康優良中年の松岡修三が大騒ぎするのは、
迷惑であるし、彼が昨日テレビで着ていた
紫色のスーツには閉口したが、
フィギュア関連のニュースや解説が多いお陰で、
技には詳しくなっているのである。
私だけではないだろうが、
国民の目も相当肥えている筈だ。

問題はフィギュアで使う音楽なのだ。
どうしてみな全て古臭いクラシックを
使用するのだろう。
いやまて、一般にクラシックは古臭いのであるが、
いやもっとまて、それは誤解でもあるのだ。

余談だが、
荒川さんがイナ・バウアーを完成させ、
お陰でオペラ「トゥーランドット」が、
国民的支持を得たのは歓迎するが、
あの曲のタイトイルを覚えてなく、
プッチーニ作曲の“イナ・バウアー”と、
口走る人も多いのには参ってしまう。
トリノオリンピック以来、
オペラ歌手は、演奏会の度に歌う羽目になり、
十八番にしているイタリアンテノールの方はいいが、
ドイツリート歌いの方もリクエストされ、
おまけに、バリトンや、ましてやソプラノの方まで、
お構い無しにリクエストされてしまう。

なんて、面白い。

フィギュアスケートの競技曲ってのは、
誰が決めるのでしょうかね?
おっきいトンボ眼鏡の先生でしょうか?
帰還した競技者を怪しい笑みで抱きしめる、
外国人コーチなのでしょうか?
気になります。

もう少し、レパートリーを増やしたらどうでしょう?
エキサイティングな曲に、1音鳴っただけで泣ける曲、
笑いが止まらない曲だったら、5回転も夢ではない!
しかも曲を繋ぐときには、調性に気をつけないと、
茶の間で見ている音楽家は、みな転倒してしまいます。
トリスタンとイゾルデなんてどうだ?
プッチーニより、ヴェルディ、
それよりロッシーニなんて、足元軽そうだ。
通のコーチなら、
シュニトケや、ブーレーズもエキセントリック。

私に相談してくれりゃいいのに、、、
と、音楽家は皆、思うでしょうね。
[音楽]

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