ブブゼラ3
2010-06-14



先般のブブゼラの話、第三弾。
注文したブブゼラ早くも家に着きました。
この楽器、箱から取り出して吹くと、
なんと in Aだったのです。
詳しくない方に説明すると、
楽器は、管の太さは関係ないが、
長さで基本となる音の高さが決まる。
この基音から振動数で倍音が出るのが、
管楽器の仕組みなので、
基本の音の高さは重要。
特にこのブブゼラのように、
信号ラッパが進化しただけのモノは、
振動数で倍音を変化させて
何種類もの音の高さを作るのです。
わかりやすいところでは、
軍隊のラッパ、郵便屋さんのホルン、
アルプスホルンもそうですが、
日本の法螺貝(ホラ貝)も原理は同じ。
In Aとは、基音がA=ラ の音。
適当な音程かと思ったのですが、
2つ買ったもう1個も同じ長さなので、
In Aに変わりはなさそうです。

スッペ作曲の序曲<軽騎兵>なんて、
まさしくinA(へ長調)のラッパ原理
を利用したファンファーレで始まるので、
私のブブゼラで吹くことは理論上可能。
いや、怒られますが・・・。
日本でもサポーター達が、
街や、スポーツバーで
ブブゼラを吹いているのをTVで観たが、
吹き方をよく知らないためか、
まともな音程なんて聴こえなかったので、
in A にはなんとも驚いた。

だが、もっと驚いた!

12日の初戦南アフリカVSメキシコ戦を
観ていたのだが、
スタジアムの音、つまり、
常に鳴っているブブゼラの喧しい音が、
Aではなく、 B♭なのだ。
半音高いのはどうして?
標高1600mだからか、
南半球だからか、、、いや関係ない。
興奮しているから半音高くなる?
A管は日本人向けの輸出モデルか?
いやいや、そもそもこれはmade in何処?

私は、興味をもってすぐに探し出し、
唯一のお店で買ったから、値段も安く。
送料込み2つで2000円ってところ。
でも、WCが始った今、
その専門店のHPを覗いてみると、
なんとブブゼラは売り切れ。
5日前には、Yahooオークションにも
出品はなかったのだが、今は大変!
オークションにズラッと並ぶブブゼラ。
残りが20時間もあるのに、
2000円を超えている・・・・。

ほうほう、皆さんようやく、
ブブゼラに興味持ちましたか。

つづく。
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